朝日新聞デジタルに、ANAホールディングスの社長インタビュー記事が載っていました。
国際線を中心に、不採算路線を削減する方針とのことです。
今後の航空需要について、コロナ前の想定に比べて、「今年度末でも国内線で7割、国際線で5割にとどまる」との見通しを示した。そのうえで、「需要が激変するならそれに合わせたスリムな態勢をつくらないといけない」と指摘。「国際線が苦しければ国内線に機材を集める。不採算のところを狭めることは不可避だ」とし、国際線を中心に路線の見直しを進める考えを示した。
コロナが収束してもしばらくは国際線の需要は高まらないでしょうから、航空会社としてもスリムな経営が求められます。
ANAは東南アジア便を数多く飛ばしていますが、今後需要が戻らないとなると便数削減は必至。
7月末に新しい事業計画が発表されるようですが、ANAヤンゴン線はどうなるでしょうか。
個人の想像では、タイ・バンコク便はなくならないでしょう。便数は減るかもしれませんが、ゼロになることはないと思います。
そして、バンコクからわずか1時間程度で着いてしまうのがヤンゴン。
ヤンゴン線の採算状況は分からないですが、今後国際線航空需要が半減のままとなるとヤンゴン直行便について採算ラインに乗ってくるのかは大いに疑問です。
1日複数便を飛ばしているのであれば便数の減少でカバーできそうですが、1日1便のヤンゴン線、しかもバンコクからすぐにアクセスできるので、ヤンゴン線は削減の対象に載ってきてもおかしくはないかもしれません。
7月末の発表を待ちたいと思います。