リタイア後の東南アジア暮らし(ミャンマー編)

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今はどうだか分かりませんが、リタイア後は東南アジアで暮らすということが一時期ブームになった記憶があります。
新聞、テレビ、雑誌などでも取り上げられていたような。。。

確か東南アジアは物価が安いのと、気候が温暖ということで老後に東南アジアへ移住する人がいるといった論調でした。
その頃は確か、人気の行き先はマレーシアやタイだったような気がします。

マレーシアやタイでは長期滞在したことがないので実情は分かりませんが、ミャンマーならある程度事情が分かるので、実際にリタイア後にミャンマー(ヤンゴン)で移住したと仮定した場合、その生活は快適なのかどうなのか、考えてみました。

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ミャンマーへリタイア後(老後)移住したいと思われている方は参考にして頂ければ幸いです。
タイやマレーシアは物価が上がってあまり物価安のメリットがなくなってきた、と言われていますので、そうなればそこまで発展していない、物価の安そうなミャンマーはどうだ??と思っている人もいるはず。

■家賃
ミャンマーの物価は日本の約5分の1と言われています(2016年現在)。ただ、家賃は例外
特にヤンゴンの家賃は住居の作りがミャンマー人向けだとしても高めの傾向があります。

外国人向けのアパートは月10万円ではなかなか見つからないので、月10万円以上は必要な気がします。
住居内もジェネレータ対応の物件となると月15万~は見ておく必要がありますね。
ジェネレータがないと、停電が頻発するヤンゴンでは生活にかなり支障がでるので間違いなくジェネレータはあったほうが良いです。

また家賃は1年契約前払いが基本ですので、住むなら1年単位で計画する必要があります。

■食費
外国人向けのスーパー(Marketplace、Promart等)で売られている外国製の製品は価格が元の2~3倍になっていることが良くあります。
理由はよく分かりませんが、関税やら輸入コストや何やらで高くなるのだと思います。
同等のミャンマー企業が作る食品があると良いのですが、なかなか品質が微妙なので、どうしても外国製品を買う必要が出てきます。
そうなると食費は結構高騰します。一回の買い物で5,000円~はザラです。

家賃と食費だけ見ても、日本にいるのとあまり変わらないコストが掛かるということで、コスト面ではあまりミャンマーで生活するメリットは無いな、というのが私の結論です。

頻発する停電、衛生環境、交通の不便さ、ネットの遅さ、交通事故リスク、娯楽のなさ、、etc

を考えると尚更。。

状況が年々良くなっているといいのですが、状況はあまり変わらずこの先も牛の歩みのごとくちょっとずつちょっとずつ変わっていくのだと思います。悪化もあるかもしれない。

政権がNLDに変わってもほとんど何も変っていません。
日本レベルに達するのは私の生きているうちは無理なのでは、と思っています。

【結論】
余程ミャンマーを愛して止まない人以外は、安さを求めてミャンマー(ヤンゴン)への移住はおすすめはできません。
何だかんだで結構お金は掛かってしまいます。
コスト面だけを考えれば、日本の方が安く快適な生活ができる、と思います。ローカルな生活をするのであれば話は別ですが。。。

また、滞在ビザというものも無さそうなので、1ヶ月に1度国外に出る必要もありますし。。
あくまで私の価値観で書いているので、すべての人に当てはまらない事はご承知おきください。。
逆境を楽しみたい人にはミャンマー生活はうってつけかと。。


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