日本とタイ、ミャンマーと違うところ

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ミャンマーに暮らして、たまにタイに行ったりして感じること。

それは「日本は格差が少ない」ということ。

最近では日本でも格差が~という論調が多いが、それでもミャンマー、タイなどの東南アジアに比べたら驚く程格差は少ないと思う。

そして日本の強みは中間所得層の多さ、そして横並び意識の高さだと思う。

中間所得層が多く、かなり横並び意識が高いということは隣と比べあって生きているということ。
隣のお宅よりも劣っているのを強く意識する。
そういった競争意識が少なからず各個人の頑張りに繋がっているのだろう。

タイに行くとその発展ぶりに驚かされるが、調べるとタイは格差が世界的にも激しいようで、あの高級ブランド・ショップの多さなどは少数の高所得層(及び観光客)向けということなのだろう。
低所得層のみならず中間所得層ではとても高級ブランドものは買えないと思う。

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日本でも高所得層向けのお店はあることがあるが、それ程多くは無いというのが私の印象。
中間所得層でも手が届くお店が多い気がする。
伊勢丹であっても高所得者のみが行くかというと、中間所得層もちょっと手が伸ばせば買えるものがある。

日本の高度経済成長期は、中間所得層も高所得層と同じように所得が増えて行くという理想的な成長が出来たと思うが、タイ、ミャンマーでは国民が足並みを揃えて成長を実感できているとは到底思えない。

明らかに所得層で社会の中で断絶が見られるし、それをどうやって解消するのかの道筋も見えない。

国が発展するというのは、極一部の所得層だけが富んでも意味がなく、社会全体が発展することが必要であるが、東南アジア諸国ではなかなかうまくそういう方向に進んでいない事が気になる。


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