先週、タイはバンコクのサミティヴェート病院で人間ドックを受けてきました!!
人間ドック。ちなみに「人間ドック」というのは和製英語なので、英語でhuman dockと言っても海外では通じません。
こういう、一見英語のようで、実は和製英語というのは日本語には結構あるのですが、日本が今後国際化を進めるのであれば、和製英語は撲滅させたほうがいいというのが私の意見です。
結局、海外に出たら正しい単語を覚えないといけないし、場合によっては和製英語と知らずに海外で使ってしまって通じない、ということが多々ありますし。
話が脱線しましたが、人間ドックの英語はMedical Checkupです。
今回、日本に帰る機会がなく、仕方なくバンコクでMedical Checkupを受けたのですが、日本の人間ドックと何が違うのか、比較してみたいと思います。
今回受けたのはバンコクのサミティヴェート病院スクムビット健康診断センター。
タイで有名な病院といえば、ここが第一に上がると言っていいほど有名。
特にこの病院は日本人専用窓口があって英語ができなくても受けられる、という所が日本人に人気の理由です。
予約も日本語のサイトがあるので、簡単。
予約すると日本人の担当者からメールが届きます。
問診票や個人情報は事前にPDFでメールで送ればOK。
事前にバンコクに宿泊するホテルに検査キットを届けてくれました。
健診当日は日本人窓口に行って受付。朝7:30スタート。早い。。。
受付の人はタイ人ですが、日本語が分かりました。
日本人の方もいらっしゃいました。
簡単な当日の流れを聞いていざ検診です。
ただ、事前にメールで送っていた個人情報を再度書かされたり、情報連携はあまりできていない様子。
タイだから仕方がないと思われます。
まず身長と体重の測定を、行った時の服装そのままで行いました。
日本だと検診が始まる前に検診着に着替えてましたが。。その後、血液を採りました。
その後、着替えて、心電図やら、エコーを図りました。
エコーは十分な水分が膀胱にないと出来ない、ということで再度行うことに。
前夜から水も飲んじゃダメと言われていたので、膀胱に何も無いのは当然っちゃ当然なのです。なぜこのタイミングでエコー検査なのか?
その後、また自分の服に着替えて眼科検診。眼科はビルが別なので着替えるようです。
眼科が終わったあと、胃カメラ。
また健診着に着替えます。
当日一番心配だったのが胃カメラ。
日本でも相当苦戦していただけに、タイでは一体どうなってしまうのかと戦々恐々でした。
胃カメラ検査は別の階でやっていて、しばらく待合室で待ってから胃カメラ検査病室へ。
ベッドで寝かされ、暫く待つとベッドごと別の部屋へ移動です。ベッドに寝たまま病室を移動するのは盲腸で入院して以来久しぶりだったので新鮮な感覚。ただ、あまりこういうことは味わいたくない。
そして遂に胃カメラ検査です。
先生はタイ人で、日本語の通訳さんが横に付いて通訳してくれました。
ただ、簡単な英語だったので特に通訳さんは不要でしたね。。。
喉の麻酔用の薬を2,3度飲み込んで喉がしびれて来たところでいよいよ胃カメラ入ってきました。
アグレッシブ過ぎる!!
躊躇なく胃カメラを入れてきます。
日本のように、ゆっくりという訳ではなく一気に!!
喉の違和感と苦しさで咳き込む。それでも躊躇なくグリグリと。
既に涙目。。
すぐに終わるよ、と医者は言うのですがそこから胃や腸のあたりまでグリグリと。
時間にして3分くらいでしょうか。。。えらく長く感じました。
苦しさは日本と変わらなかったのですが、カメラの出し入れがタイでは躊躇無かったのが日本との違いでしょうか。先生にもよるかとは思いますが。
あとは喉の麻酔薬が検査終わったあとも1日くらい喉に違和感が残って咳が出て、風邪のような症状でした。
検査の後、撮影した胃の中の写真がすぐに見れて先生からの説明がありました。
陰性だけどピロリ菌がいるみたいのでそれをなくす薬を出してくれるとのこと。
その後検査センターに戻って、水やコーヒーを飲んで再度エコーの検査。
今回は成功。
全て検査が終わって会計しておしまいです。検査代は日本円で5万円くらいしました。
会計が終わったのは13時頃。
レストランで使える100バーツクーポンを会計時に貰ったので、それを使って軽い軽食して病院を後にしました。
病院は綺麗で、設備も新しいと思いますが、何度も服を着替えたりと、段取りがイマイチだなという印象です。
日本で受けていた人間ドックは待ち時間をなるべく少なくなるような段取りで進んでいたのですが、それに比べると無駄な待ち時間や着替えが多かったです。