今朝のミャンマータイムズで見ましたが、かねてより建設中だったセドナホテル新館(Inya Wing)が10月1日に「ソフト」オープンしたそうです。
「ソフト」オープンとは、まあ、間に合わなかったって事です。部分開業だそうで、まずは80部屋が利用可能とのこと。
2016年までまだまだ工事は続きます。
日本では、「10月1日に開業する」、と宣言しておいて部分開業という事態はよほどの事がない限り起こり得ませんが、ここミャンマーでは当たり前だと最近思うようになりました。
むしろ部分開業できただけでも素晴らしいです。
↓左が旧館。右が新館。29階建てで2015年10月現在ミャンマーで一番高い建物だそうです。
29階建ての新館が全面開業すれば、431部屋が新たに利用可能とのことで、現在の366部屋と合わせて合計797部屋。ヤンゴンで最大、いや、ミャンマーで最大規模のホテルになると思います。
ちなみに、2015年のミャンマーへの観光客は450万人を突破するようです。1日あたり、1万人強。
ミャンマーへの観光客の全員がヤンゴンに滞在する訳ではないので、そうなると単純計算でヤンゴンに宿泊する観光客の1割くらいはセドナホテルに宿泊する計算。
セドナホテルが全面開業すれば、ヤンゴンのホテル競争も激化しそうですね。競争激化で宿泊費が下がれば観光客・ビジネスパーソンにとっては嬉しいです。
ちなみに、セドナホテルはシンガポール資本の「Keppel Land International Myanmar」が建設してるらしいです。
セドナホテル以外には、マンダレーにもKeppel資本のホテルがあるらしいです。
設計はシンガポールに拠点を置くForum ArchitectsとStudio HBA。
一度セドナホテル新館のカフェに行ってみたいと思います。ミャンマーの最新の建築はどこまで進化しているのか、見てみたいです。
↓インヤー湖畔からセドナホテルを臨む。セドナホテルの右側のビルは何でしょうかね。オフィスビルでしょうか。