2016年10月、ヤンゴンのSHARKY’Sを訪れて
iPhoneの写真フォルダを整理していたら、2016年10月に撮ったヤンゴン・Dhammazedi通り沿いのレストラン「SHARKY’S」 の写真が出てきました。
当時のSHARKY’Sは、
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ヤンゴンでも指折りの高品質レストラン
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価格帯は現地相場からするとかなり高め
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欧米人駐在員・外交官・富裕層が多く利用
という位置づけで、
「ヤンゴンで“ちゃんとした食事をしたい時”に行く店」
という印象でした。
店内は1階はオープンエア気味の造りで、木製テーブルと大きなピザ窯、ワインセラーが並び、どこか欧州ビストロのような雰囲気。2階はゆったりとした座席が並んでいました。
ピザを頼むと、テーブルには
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Fleur de Sel(塩)
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Black Pepper Fleur de Sel
といった調味料が並び、
「ヤンゴンでここまで洗練された店があるのか…」
と、当時は少し驚いたのを覚えています。この調味料はお土産としても重宝しました。
写真に残っている料理
この日の注文は薪窯ピザ。
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トマト
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パプリカ
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かぼちゃ
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きのこ
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フレッシュチーズ
具材がたっぷり載った、どちらかというと
「見た目にも豪華な西洋風ピザ」
という路線で、
ヤンゴンの食文化の中ではかなり異質な存在でした。
今見ると少し懐かしい色彩です。
SHARKY’Sという存在
当時のヤンゴンは、
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経済成長の波
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外資企業の進出
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駐在員向け飲食店の増加
がちょうど重なっていた時期。
その中でSHARKY’Sは、
「高級志向の象徴のようなレストラン」
だったと思います。
しかし、その後のSHARKY’S
クーデター後も営業は続けているようですが、
2025年12月時点のクチコミを見ると
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料理の質が大きく低下
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価格はさらに上昇
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「かつての店ではない」という評価多数
という、かなり厳しい内容でした。
物資不足・治安悪化・人材流出など様々な要因があるのでしょうが
あの頃の味と雰囲気は
もう戻らないのかもしれません。
正直なところ、
もう行くことはないでしょう…
という気持ちです。
写真を見返すと、
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2016年当時の空気
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まだ楽観が残っていた都市の表情
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食文化が広がりつつあった頃のヤンゴン
その一場面が、はっきり蘇ってきます。
おわりに
SHARKY’Sは、
「ヤンゴンが前向きな方向へ進み始めた頃の象徴」
のような存在でした。
今となっては少し切ない記録ですが、
当時の都市の姿を残す意味で、こうして記事にしておきます。



