「高いインカムゲインが期待できるミャンマー不動産!」というページを見つけました。
ホワイトベイ・キャピタルという、ミャンマーの不動産を扱っている会社ですが、いかにも胡散臭い。
ミャンマー不動産には「高いインカムゲイン」がある、とのことで投資を薦めています。
確かにミャンマーの賃料はここ最近かなり高騰していて、以前から不動産を持っていた人にとっては儲けにつながっていると思いますが、新規で参入するにはもう遅いと思われます。
不動産価格も遂にバブルが弾けたようで、賃料も横ばいか、やや下落しているのが2015年下半期の現状。
こういった状況の中、不動産に手を出すのは非常に危険な気がします。さらにミャンマー税制もよく分からず投資などできようはずもありません。固定資産税とか税金の仕組みも日本と違うでしょうし。。
利回り20%超という物件も紹介されていましたが、実質何%なのかは調べてみないと分かりません。インカムゲインで得た利益に対する税金は?とかを考えだすと非常にリスクが高い。
第一、儲かるのであれば、他人に薦めず、その会社が自分で投資をするはずです。必ず儲かるのに他人に物件を紹介するお人好しなんていません。
つまるところ、彼ら不動産会社は紹介料の方が美味しいのです。キャピタル・ゲインはリスクがありすぎると。そう考えているからこそ、人に投資を勧めるのだと私は思っています。
また、私がリスクがあると考えているのは、ミャンマー建築の杜撰さ。新興国はみんなこんな感じかもしれませんが、建設途中の現場を見てみてください。買う気は無くなると思います。少なくとも私は買う気が起きません。
私は建築の専門家でも何でもないですが、あまりにも適当すぎる工事に見えます。鉄筋量とか構造計算とかちゃんと計算してるのかなとか。
↓は15階以上の、とある高層建築の建築現場ですが、低層部分に無数に伸び出た鉄筋がすべてを物語っているように思います。取り敢えず鉄筋いっぱい入れておいたから大丈夫じゃない?とか考えてそう。
また、日本と違って、ミャンマーでは壁はレンガで造っているので、強度的にどうなのかな!?というのが心配です。
また、築数年の物件でも雨漏りするのが普通なのでね。。。
ここヤンゴンでは築10年も経過したらオンボロ物件になっちゃいます。
「灼熱ミャンマーで暮らす」はブログランキングに参加しています。人気のミャンマーブログはこちらから見ることができます。↓↓↓